さまざまな美容法を試したけど、イマイチ効果がわからないと思っていませんか?
化粧水やクリーム、美容液などで肌のケアをしているのに、なぜ結果が伴わないのでしょうか。
それは「肌のよごれ」が原因かもしれません。
肌荒れの原因を知る
化粧水が浸透する部分は、肌の表面の角質層になります。つまり、普段ホームケアでおこなっているのは0.02ミリほどの部分へ保湿しているだけになります。しかも、角質層はいちばん外側にあるため見た目を左右させる層です。それなのに肌表面が薄いという悲しい現実。
しかし、角質層には奥まで浸透させない重要な理由があります。それはバリア機能です。何でもかんでも浸透させてしまっては大変なことになります。そのため、いかにバリア機能を正常に保つかがポイント。
肌に汚れが溜まっていては、肌に大事な成分が保てないのです。また、化粧水などはバイア機能を正常にするための補強と意識するとよいでしょう。角質層の役割を活かした肌ケアをしていきましょう。
肌トラブルから解放されよう
最近多い悩みの1つに「マスクで擦れたり蒸れたりして肌荒れしてしまう」という方がいます。おそらくニキビやザラザラは気になるため、さまざまな化粧水やクリーム、洗顔フォームを試しているのではないでしょうか?
しかし、先ほどお伝えしたバイア機能を活かしていかなければ肌トラブルは繰り返しおきてしまいます。肌のターンオーバー約28日~30日間サイクルでおこなわれていると言われています。つまり、古い細胞が垢として剥がれ新しい細胞が生まれるので、急に肌が良くなることはないといえるでしょう。
正しい知識を身につけておくと、肌機能をしっかり維持できます。食事や生活習慣、ストレスはもちろん気を付けなければいけませんが、基礎化粧品の塗りすぎ、やりすぎには注意が必要です。
まずは、月に一度だけ毛穴洗浄をし、肌表面の溜まった汚れを取り除きましょう。化膿しているときは避けてくださいね。次に化粧水を綺麗になった角質層へおくり補強する。つけすぎも逆に機能低下させてしまう可能性があるので気をつけてください。バリアが壊れてしまうと成分が保てなくなり乾燥にも繋がります。
すぐできる3つのポイント
①月に一度の毛穴洗浄
➁基礎化粧品を過剰に使わない
③肌機能の邪魔をしない
できる範囲で生活環境を整えていきましょう。